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**本と乙女ゲーと雑記のブログ**

眼福ならぬ耳福?その2

パッタリとBLCDを聴く気分を失っているこの頃。とりあえずシリーズものの『憂鬱な朝』『花は咲くか』『囀る鳥は羽ばたかない』は最終巻まで見届けます。
今回は最近聴いたシチュエーションCD『想望三國志 第参計 周瑜』 の感想を。


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『想望三國志 第参計 周瑜
このシリーズも3作目。今作の周瑜編もキャラ造形もお話もガッツリ作り込んでいました。
ただこ れ は 周 瑜 じ ゃ な い で す よ ね ?! (笑)。
歴史上の人物はもちろんリアルタイムで見知っているわけじゃないので、描かれるキャラクターに正解というものはないのですが、歴史に名を残してきた人たちには偉業やエピソードがあり、そこから性格や矜持は窺い知ることができます。それにアレンジを加えてゲームやシチュエーションCDのキャラは作られるわけですが、想望三国志周瑜は余命短い時期の周瑜で、そう考えるとこのキャラ設定はちょっと。
美周郎と呼ばれる艶やかさはCVに立花くんをキャスティングしたこともあってクリアしているんですが、なんというか知性というか大人の男としての魅力が薄いなぁと思う。乙女ゲーにも三国志の英傑たちが登場する作品はたくさんありますが【艶やかさや妖艶さ、都督という地位にある有能な人物=周瑜】というのがだいたい共通の人物像。そこの押し出しが弱かったせいか、この作品であえて表現した周瑜が隠している弱さや甘える姿をさらけ出す周瑜を強調されてしまったのが残念。
私自身は今回のこの1枚も満足しました。だってこんなボリュームで立花くんの演技だけを堪能できる機会なんてそうそうないですから(笑)。病状が悪化していく終盤の大熱演は聞き入ったくらいです。