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**本と乙女ゲーと雑記のブログ**

2013年2月読書メーター

2013年3月4日 過去ログ

 

2月は十数度目の『彩雲国物語』の再読祭をはじめたので、そちらが中心の読書生活です。 本日現在、残すところ本編2冊、外伝1冊! 今回は悠瞬視点で読み直しているのですが、胸が詰まります。 2013年2月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:4152ページ ナイス数:512ナイス 彩雲国物語  黎明に琥珀はきらめく (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく (角川ビーンズ文庫)感想 兄の為に当主に、悠瞬の為に吏部尚書に、そして今度は候攸の為に尚書を辞めた黎深。それなのに愛情表現が苦手で方向違いというのが彼らしい。でも目指す理想があり、そのために帰ってきた悠瞬にとり、尚書としての黎深は必要ないと決別。黎深に依存している候攸だけでも、誰を選び、何をするべきかギリギリで見つけだせてよかった…。迷子の親子を見限った楊修が、黎深を尊敬し、候攸を大切に育ててきたのかが伝わってきてグッときます。皇毅に「認められたい」と自覚した秀麗も自分だけの正義ではダメだと気がつき成長していて頼もしい。 読了日:2月28日 著者:雪乃 紗衣
彩雲国物語―白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語―白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫)感想 迅と十三姫のどうしても成就しない恋は切なく、藍州行きは劉輝にとって王としての資質や自覚のなさを突きつけられるつらい旅に。王の不在が貴族派に隙を与えても、それでも悠瞬は劉輝には必要な時間だと判断したのですが…想像以上に不利ですね。勘当してもらい藍家のしがらみを断ち切って改めて劉輝に忠誠を誓おうとする愀瑛を思う藍家当主たちの愛情も印象的。劉輝は“優しい王”だと評されてるけれど、それが彼の武器だからこそ悠瞬もそれを評価し、劉輝が自分で目指す国を描く日を辛抱強く待っているんだろうなぁ。 読了日:2月27日 著者:雪乃 紗衣
彩雲国物語―青嵐にゆれる月草 (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語―青嵐にゆれる月草 (角川ビーンズ文庫)感想 再読。隼こと司馬迅、藍家の十三姫登場。清雅の好敵手ぶりも見どころで、真実を得るまでの過程が、秀麗と清雅では目の付けどころや切り口が違っていて面白い。十三姫暗殺の企みの後ろにある兇手事件の真相、そこに関わる隼と愀瑛・十三姫の関係。そして徐々に手駒を失いつつある劉輝を案じた櫂州牧が送り込んだ燕青が再登場。珠翠も漂家に意識を操られて邵可の手を離れ、十三姫曰く一番藍家の男らしくない男・愀瑛もとうとう劉輝に花を返上。次は愀瑛を取り戻すべく劉輝が藍州へ!私は切ない人だけどかなり十三姫のものの考え方が好き。 読了日:2月26日 著者:雪乃 紗衣
彩雲国物語―緑風は刃のごとく (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語―緑風は刃のごとく (角川ビーンズ文庫)感想 愀瑛と候攸が自身の王への忠誠に揺れ、貴族派は攻勢加速。秀麗は退官危機の中、冗官仲間も救おうと奮闘。秀麗の好敵手?となる清雅登場巻。秀麗にないモノの見方や世間を教え、最後の一線で彼女を救うタンタンが今回も活躍。人一倍頑張る劉輝に力の抜き方、王の心構えを示していく悠瞬。シリーズ終盤、御史台へ秀麗を送り込んだのは悠瞬という記述に以前驚いたのですが、なんとなく示唆しているような一文を発見(苦笑)。つい忘れがちだけど贋作・贋金・塩の事件は旺季派の暗躍ってことなのよね…。 読了日:2月25日 著者:雪乃 紗衣
彩雲国物語 紅梅は夜に香る (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語 紅梅は夜に香る (角川ビーンズ文庫)感想 悠瞬中心の再読祭。宰相としても、心の安寧としても劉輝にとって悠瞬は心強いです。でもそれは劉輝に『王の盾』となろうと悠瞬に希望を感じさせる王様の素質があるからだともいえます。すっかり忘れていたけど、一番大好きなキャラである皇毅も登場。それでもやはりこの巻は姉や秀麗のことを語る時の珀明のセリフが一番グッときます。 読了日:2月22日 著者:雪乃 紗衣
彩雲国物語 藍より出でて青 (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語 藍より出でて青 (角川ビーンズ文庫)感想 本編並みの情報満載の外伝。龍蓮と黎深にとって、秀麗や影月や邵可の存在は“こちら側”と彼らを繋ぐ重要な存在であること。藍家の三つ子が当主になった真相の裏にある弟への愛情。茶家騒動の直後に璃桜が秀麗に接触していた事実。そして櫂州牧と悠瞬の会話では、劉輝自身もまだ無意識に描いている“誰かが切り捨てられることのない国”の実現をこの時すでに悠瞬が目指していることが明らかに。これを知っていると、この先クライマックスまで悠瞬が劉輝をそこへブレなく導いているのが理解できます。恐るべし悠瞬(笑)。 読了日:2月21日 著者:雪乃 紗衣
彩雲国物語 光降る碧の大地 (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語 光降る碧の大地 (角川ビーンズ文庫)感想 ・人嫌いの仙の心を、たまに強烈に揺さぶる人間が現れる。陽月にとっての華眞しかり陽月しかり。遥か昔、黄仙を魅了した華娜しかり。・いつでも最善の策を民の為にー。茶州平定後、官位を失い冗官へ降格する秀麗を、彼女の官吏としての矜恃を認める【本当の官吏】たちは誰一人憂いていない。冗官で終わるならそれまでの官吏だということだし、秀麗にとってそれが『なんてことない』壁だと知っているから。今回も劉輝は王様の顔の裏に葛藤を必死に隠して頑張ってます(笑)。 読了日:2月19日 著者:雪乃 紗衣
彩雲国物語 心は藍よりも深く (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語 心は藍よりも深く (角川ビーンズ文庫)感想 影月編ですが悠瞬中心の再読祭なのでそちらの感想を。劉輝との再会で先王が悠瞬が次期宰相に育つのを待っていたことが明かされ、本当に先王の王としての目の確かさと恐ろしさを感じます。そして今巻のクライマックスの朝議における秀麗の独壇場。彼女の官吏としての真っ直ぐさと誇りに触れた大官たちが、心震わすシーンが印象的。ここで悠瞬が秀麗に寄せる誇りと信頼を寄せる文面に心を留めおけば、シリーズ終盤で悠瞬の行動と心に読者は振り回されないんだな、と今回発見。そんな悠瞬の期待に全て応えて結果を出す秀麗も男前! 読了日:2月19日 著者:雪乃 紗衣
彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計 (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計 (角川ビーンズ文庫)感想 茶州を学都に―その道筋を立てる為に奔走する秀麗。信頼し秀麗たちに実績をとサポートする悠瞬と凛。真面目に働く官吏を思えば秀麗たちを認められないけれど、今の秀麗にできるたった一つのことを認めた工部の管飛翔・欧陽玉。王としての立場をよくわかっていても、世の中でただ一人“劉輝”の存在を許してくれる秀麗を劉輝が手放せない切なさが胸に詰まります。秀麗の周辺も官吏として紅家の長姫として慌ただしくなる中、静蘭が誰の為に武官を選んだのかという自分の原点を再確認し、行く道を見定めた姿が興味深かったです。 読了日:2月16日 著者:雪乃 紗衣
彩雲国物語 漆黒の月の宴 (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語 漆黒の月の宴 (角川ビーンズ文庫)感想 何度目かの再読祭。新州牧の着任式まで。最大限の努力をする秀麗と影月を燕青・悠瞬・柴彰が支え茶州の危機に立ち向かうクライマックス。茶家の行く末を憂い命を賭す茶鳶洵・克洵を信じ支える英姫・春姫の強さが印象的。キーパーソン・茶朔洵の秀麗への好意は、劉輝が秀麗に寄せる好意と似ているけれど、秀麗を“大切に想う形”の違い故に“似ているだけ”で全然違うのだと読み返すほどに感じます。紫州でひとり待つ劉輝の姿や、秀麗・影月らを本当に大切に思う龍蓮の聡明さも魅力的。 読了日:2月15日 著者:雪乃 紗衣
彩雲国物語―想いは遙かなる茶都へ (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語―想いは遙かなる茶都へ (角川ビーンズ文庫)感想 何度目かの彩雲国物語・ひとり再読祭!今回は悠瞬を中心に追っていこうと思ってますが、今巻はまだ1シーンのみ。 しかし燕青は本当にいい男♪格好いいとかそんな言葉が陳腐に聞こえちゃうくらい、人間としても異性としても”いい男”という言葉がぴったり。 そして朔洵って本当にやっかいな男だなぁ。大嫌いにはなれないところが本当にやっかい。 でもこの茶州編ってこのシリーズを全部読み終えると、本当に重要なお話なんだとわかるんですよね。だから今回は茶州編はじっくり読み込みます! 読了日:2月13日 著者:雪乃 紗衣
NightS (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)NightS (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX) 読了日:2月9日 著者:ヨネダ コウ
伯爵夫人の魔法の靴 (ルナノベルズ)伯爵夫人の魔法の靴 (ルナノベルズ)感想 かわいさんにしか紡げない、メレンゲのお菓子のようなやさしいお話。ガッツリしたリアルな描写を求める人には物足りないかもしれない展開だけれど、お互いがお互いの人柄にどれだけ魅了され、癒されているのかヒシヒシと感じます。そこに重きを置いた描写の積み重ねが、その気持ちが恋慕であることを意識しキスに至りそうになった夜へ自然とつながります。だからお伽話なような本編の穏かさとは違う「子爵の戯れ」でのラッカムの刺激の強い追い詰め方のギャップがスゴイ。グルーミングとスパンキング…ラッカムがエスカレートしそうだわ(笑) 読了日:2月8日 著者:かわい 有美子
アウトフェイス  ダブル・バインド外伝 (キャラ文庫)アウトフェイス ダブル・バインド外伝 (キャラ文庫)感想 表題作は出会いから五年半後の新藤と葉鳥の話。葉鳥の一途に新藤を慕う気持ち、新藤が葉鳥に向ける理解しやすいとは言い難い(苦笑)深い愛情にグッときます。今回も葉鳥が突っ走ってます。でも今回は100%新藤の為だけじゃなく、自分の血を引く葉奈への父性と愛情にも突き動かされてます。真っ直ぐで純粋な葉鳥の言動は危なっかしくも、新藤にとってはこの上なく愛おしいんだろうなぁ。上條と瀬名もほんの少し登場。葉鳥視点でも上條は期待通り笑わせてくれます。瀬名が幸せそうでよかった。最後は新藤からのプロポーズで読後感もよかったです♪ 読了日:2月7日 著者:英田 サキ
シラフでいても意味がない(キャラコミックス)シラフでいても意味がない(キャラコミックス)感想 バカバカしいんだけどニヤニヤしちゃって、単純なんだけど目が離せない(笑)。各話ギュッと凝縮しているから間延びしている感じは無し。残念な愛すべき殿方がたくさんいます♪ 読了日:2月5日 著者:山田まりお
囀る鳥は羽ばたかない 1 (H&C Comics  ihr HertZシリーズ 129)囀る鳥は羽ばたかない 1 (H&C Comics ihr HertZシリーズ 129)感想 ドMも淫乱も変態も、はっきり言って興味はないのに…どうして矢代がこんなに気になるのだろう。読み終えた後のこの心がうずうずする感じがなんとも不思議で、「BL読んだ」気分になる。百目鬼が矢代の綺麗さに心奪われた気持ちがわかるくらい、矢代に私も心奪われました。穏やかな表情の下に隠している孤独や諦念や切なさがひしひしと伝わってきました。4年待ちつづけた甲斐のあるヨネダさんにしか描けない素敵な作品です。 読了日:2月4日 著者:ヨネダ コウ
僕の愛する執事へ (SHYノベルス298)僕の愛する執事へ (SHYノベルス298)感想 九識ってばなんてエロかわいらしい…これに尽きます(笑)。愛情過多で一途でもろくて守ってあげたくなる自称・執事。話はどちらかというと淡々としている感じを受けますが、だから“可笑しさすら感じる”九識の一生懸命さが印象的。九識を十七年も虜にしている葉鳥は、至って常識的な感性の持ち主。だから常識からはかけ離れている九識に、初めから向き合ているってすごいなと感じます(笑)。“九識推し!”な感想を書いてますが、私の一押しキャラは瀬ノ尾です。あのSッ気全開の性格がたまらない。いつか瀬ノ尾のお話読んでみたい! 読了日:2月2日 著者:秀 香穂里
夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))感想 5作目の「嘉祥」で澪を“根っからの料理人”で自分の人生と交わることはないと妹に告げた小松原様の言葉がずっと気になっていたから、今回の別れは添い遂げることができるかも…という思ってもみなかった状況に二人共に心揺れたということかな…と思う。そして徹底的に一人で泥を被り澪を守った小松原様の大きさに感服。澪に料理人としての試練が訪れるけれど、又次や一柳の柳吾から料理人としての矜持を学び、その道を歩む澪は幸せ者だわ。このシリーズの結末はやはり澪と野江が幸せを掴むまでなのかなぁと感じた1冊でした。 読了日:2月1日 著者:高田 郁
心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)感想 小松原様は澪が揺れるであろうことを見越して『無理をするな』と言葉を残したのだろうなぁ…何度読み返しても、二人が添い遂げるには、澪を形作ってきたものを置いて行かなくてはならないことが多すぎて、幸せな未来が描けないのが切ない。襖越しの野江の言葉、澪の幸せを願うつる家の面々や小松原様の母妹の優しさ、そして澪への想いを胸に秘める玄斎が教える心星ー。とにかく切ない一冊でした。 読了日:2月1日 著者:高田 郁
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